仮想通貨手数料の計算を怠ると危険!隠れ手数料のスプレッドにも注意

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2018.07.24

仮想通貨取引にはさまざまな手数料がかかる

なぜ手数料がかかるのか

仮想通貨売買にせよ株式売買にせよ、金融商品の売買には取引手数料がかかることが一般的です。株式売買であれば証券会社、仮想通貨売買であれば仮想通貨取引所が、売り手と買い手の間に入って取引を仲介することが一般的です。仮想通貨取引所はボランティアで取引の仲介をしているわけではありません。

営利事業として仮想通貨取引所を運営している以上は、必ず仮想通貨の売買手数料は取らざるをえません。売り手買い手の立場の違いにかかわらず、ビットコインなどの仮想通貨を売買するときは、必ず手数料の存在を頭に入れておくようにしましょう。

手数料の計算は仮想通貨初心者が思っている以上に大変

仮想通貨に限らず、FXや株式投資などの取引手数料の計算は投資初心者が思っている以上に大変です。特に頻繁に売買を繰り返す人の場合は、定期的に取引手数料を計算しておかなければ自分がどれだけ収益を上げているのか分かりづらくなってしまいます。 また、一定の収益をあげると、1年分の利益を計算して翌年の3月15日までに税務署に確定申告をしなければいけません。

仮想通貨の手数料計算するのを怠っていると確定申告の直前になって非常に大変になってしまいます。1年分の手数料をまとめて計算するのは仮想通貨投資に慣れた人でも至難の業です。後で紹介する仮想通貨手数料の計算を簡単にしてくれるアプリなどを使い、こまめに自分の取引状況を記録しておくようにしましょう。

仮想通貨手数料をしっかりと計算しなければいけない3つの理由

仮想通貨取引所を選ぶ基準となる

なんとなく知名度などで仮想通貨取引所を選んでしまうと、思った以上に高額な仮想通貨手数料に後悔するかもしれません。知名度が高いということはそれだけ利用者数も多いということでもあり、仮想通貨初心者がそのような知名度の高い仮想通貨取引所を選ぶのは決して間違いとは言えません。

しかし、あらかじめ手数料のことを考えて仮想通貨取引所を選んでおけば、半年後や1年後に手数料のメリットについて実感できるでしょう。漠然とで構いませんので、仮想通貨手数料の計算方法を把握しておいて、自分がどの仮想通貨取引所を選ぶのかの判断材料とするといいでしょう。

確定申告の時に手数料計算が必須、節税にもつながる

確定申告する時には、1年分の仮想通貨取引で得た収益を計算しなければいけません。収益の計算方法は非常にシンプルに表現すると以下のようになります。

収入 – 費用 = 収益

例えば100万円の収入があったとしましょう。それがそのまま1年分の収益となり、確定申告時に課税対象となるわけではありません。仮想通貨の売買にかかった様々な費用は収入から差し引くことができます。仮想通貨売買の取引手数料はこの費用に該当します。

もし仮想通貨取引手数料を計算するのが面倒だからといって確定申告時に費用として計上しなければ、その分だけあなたの「見かけ上の収益」が増えてしまうことになります。確定申告の収益はあなたの課税額や保険料などに直結します。仮想通貨の取引手数料をしっかりと計算して、確定申告時に計上することで必要以上に税金を支払うことがなくなるのです。

手数料計算をきっかけに投資パフォーマンスが上がる

最初のうちは手数料計算を面倒に感じるかもしれません。しかし、手数料を計算することで自分の取引記録を詳細に分析するきっかけにもなります。安定して投資パフォーマンスを出すのに必要なのは決して運だけではありません。

面倒なことでもコツコツと分析し、自分がどのような投資スタイルを貫いているかどうかを定期的に見直す姿勢こそが、5年10年と安定して仮想通貨で収益を出し続けられる要因となるのです。有能な仮想通貨投資家ほど、手数料のような面倒な計算をしっかりとやっている傾向にあります。面倒くさがらずに仮想通貨手数料をしっかりと計算しておきましょう。

「隠れ手数料」と呼ばれるスプレッドに注意

スプレッドとは

売買手数料だけでなく、仮想通貨では「隠れ手数料」と呼ばれるスプレッドにも注意をしてください。スプレッドとはある銘柄の購入価格と売却価格の差のことを指します。 例えばAという仮想通貨を購入して即座に売却したとします。仮想通貨や株式投資をしたことがない人は、ある銘柄の購入価格と売却価格は同じだと考えがちです。しかし実際には購入価格の方が売却価格よりも高くなります。

例)

  • ある時点の銘柄Aの購入価格…100円
  • ある時点の銘柄Aの売却価格…90円

この100円と90円の差のことを「スプレッド」と呼ぶのです。もし銘柄Aを購入してすぐに売却すれば、このスプレッドの10円分だけ投資家は損をしてしまいます。これが隠れ手数料と呼ばれるスプレッドの落とし穴です。銘柄Aの価格は下落していなくても、スプレッド分を考慮にいれて売買しなければすぐに損失を出してしまうというのは必ず頭に入れておいてください。

スプレッドは仮想通貨に限ったものではなく、株式やFXなどの売買などでも同様に存在します。なぜスプレッドが存在するのかを解説すると非常に長くなるのでここでは割愛しますが、スプレッドが大きければ大きいほど投資家は損をしてしまいます。実質的にスプレッドは手数料と言っても過言ではないからです。

仮想通貨取引においては、株式市場やFXよりもスプレッドが大きくなりやすいため、投資家としてはたとえ仮想通貨の価格が下がっていなくても、スプレッド分だけ損をしてしまいます。あまり短期間で銘柄を手放すような投資方法は仮想通貨では使えません。株式投資に精通した熟練の投資家でも仮想通貨ならではのスプレッドの大きさに戸惑い、損失を出してしまうことは少なくありません。

手数料無料を謳ってスプレッドが大きい取引所には注意が必要

スプレッドは銘柄ごとに固有の値が設定されているわけではありません。ビットコインであればどの取引所で売買しても同じスプレッドが適用されるわけではないのです。実際には取引所ごとに固有のスプレッドを設定しており、スプレッドが大きく投資家にとって損失を出しやすい取引所もあれば、スプレッドを小さく設定している取引所もあります。

仮想通貨取引所を選ぶ際には、手数料の低さだけでなくスプレッドの大きさも同時に見なければ、実質的にかかる手数料を見抜くことができません。特にビットコインの取引手数料が無料を謳っている取引所の大半は、スプレッドを大きめに設定している傾向にあります。「取引手数料が無料」という謳い文句につられて、安易に仮想通貨取引所を選ばないようにしてください。

自分がメインで取引をする銘柄のスプレッドを重視する

仮想通貨取引所によっては「ビットコインのスプレッドは大きいけれど、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)のスプレッドは小さい」といった設定をしている場合もあります。

自分がどの仮想通貨にメインで投資をするのか、ある程度は指針を建てておかないと、いざ仮想通貨投資を始めてみたけれどスプレッドの小さいビットコインではなくアルトコインがメインの保有銘柄になってしまい、手数料が多くなってしまうといったことになりかねません。

自分が主戦場とするのはビットコインなのか、それともアルトコインなのかを事前に決めておいて仮想通貨取引所を選ぶようにしましょう。

手数料計算をもっと簡単にするアプリを利用しよう

これまで説明したように仮想通貨の手数料計算は非常に大変です。自分で計算しようとしてもなかなか計算方法が難しいですし、何より面倒ですぐに計算をしなくなってしまう人が大多数です。そこでおすすめなのが仮想通貨の手数料を自動的に計算してくれるアプリの存在です。

取引所ごとに設定されている仮想通貨手数料と自分の売買記録を入力するだけで、自動的に手数料算出してくれるので非常に便利です。有名な仮想通貨取引所であれば実際の手数料を計算してくれるアプリをリリースしていますが、もし自分が利用している取引所にそのようなアプリがない場合は、汎用的な手数料計算アプリを探してみると良いでしょう。

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